ChiselでRISC-Vコア開発(1)
本日から「ChiselでRISC-Vコア開発」のプロジェクトを始める.
出来る限り,毎日投稿していく予定だ.
本プロジェクトは,書籍「RISC-VとChiselで学ぶはじめてのCPU自作」(以下Chisel本)で学んだことを活かして,自作のRISC-VコアをChiselで実装していく.
Chisel本のRISC-Vコードは見ずに,自分なりのコアを作ろうと思っている.
開発環境
OS:Ubuntu 20.04.3 LTS
他に書くことあるかな??
環境構築
まずは必要なツールをインストールする.こちらはChisel本の環境を参考にした.
1. chisel-template
chiselのプロジェクトの雛形を提供してくれる.詳しくはReadme.mdを読もう.
2. Docker
コンテナと呼ばれる仮想環境を提供してくれる.利用しているOSに応じたバイナリをインストールしよう.
ここでは,下記を参考にインストールした.
make dockerfile
dockerfileはChisel本のものを利用する.勉強になります.
- RISC-Vの各命令のテストスイート「riscv-tests」
- Scala用のビルドツール「sbt」
- その他基本ツール...
make image
DockerfileからDockerイメージを作成. docoerfileのあるディレクトリでコマンド実行する. 環境によるが,まあ時間かかる.
$ docker build . -t riscv/image
make container
イメージ(riscv/image)からコンテナ(仮想環境)を作成する.
$ docker run --rm -it -v ~/vcsir:/src riscv/image
環境構築は以上. 次回は実装する命令セットについて見ていく予定.
ではでは.いろはにへとへと.